2017年2月13日月曜日

朝日が昇る神聖な山 三輪山

奈良県桜井市 大神神社 (三輪山)
崇神天皇8年、大神(おほみわ)の掌酒(さかびと=神に奉る酒を司る人)に
任ぜられた高橋村の活日(いくひ)は、宴会で神酒(みわ)を天皇に捧げ
味酒(うまさけ) この神酒は 我が神酒ならず 三輪山の神が醸みし神酒 幾久幾久
(此の神酒は 我が神酒ならず 倭成す 大物主の 醸みし神酒 幾久 幾久.)
 日本書紀歌謡15
この神酒は、私の神酒ではありません。
倭の国日本を成した三輪の大物主神(おほものぬしのかみ)がお作りになった神酒です。大君も幾世までもいく久しく いく久しく栄えあれ」
と詠い
味酒 三輪の殿の 朝門にも押し開かね 三輪の殿門(とのと)を
日本書紀歌謡17
一晩中飲みあかして、三輪の拝殿の戸を朝開いて帰っていこう。三輪の拝殿の戸を
と崇神天皇は返歌。・・・こういうおおらかさ?が 今の時代には必要じゃないかなあ。


三輪山(平成28年2月ごろ)

大物主神はまたの名を大己貴神(オオアナムチノカミ) と申し上げるように
蛇が正体とされ三輪山はその蛇(白蛇)がとぐろを巻き山になっていると
言われる。山体はきれいなピラミッド型で旭日もここから昇る

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